ご覧いただきありがとうございます。
昨年以上に話題・関心事となっているSDGs, サスティナブル。
「実際、消費者は興味ないからさ、、」と言われていたのに、
今年は各社色々と、着々と、動き始めています。
そこでササキセルムが来秋冬に向けて考えている
〖お勧めのサスティナブル〗の第2弾をお話したいと思います。
テーマは 失われつつある技術を残したい!つなぎたい!! です。
サスティナブル素材2 レトロ可愛い生地の生産背景を残したい!尾州のジャカートや特殊ニット
どこかレトロで可愛い、映え満点! 一目惚れするようなこれらの素敵な生地、
もう生産できなくなってしまうかもしれない、、、という事実をご存じですか?
第2弾の今回は 尾州のジャカートや特殊ニットの現状 についてです。
サスティナブルポイントはこの4つです。
●失われつつある高度ですばらしい技術の継承
●必要なものをを必要なだけ作る
●他では出せない特別な表情や存在感
●メードインジャパン
太い糸や凝った意匠糸などを使用したジャカートや、以前このブログでもご紹介したバルファス
などの希少な編機を使用したニットは、まもなく生産不可能になる危機に瀕しています。
技術者の高齢化、機械も老朽化、機械に至ってはその機械の生産がないため、エンジニアはおろか
不具合でも交換の部品すらない、動かなくなったら終わり、という状況です。
織や編の機械だけでなく、それに付随する様々な準備の工程、例えばジャカートの柄を出すための
紋紙(もんがみ)を作る技術者や機械も失われており、準備の段階でも継続の危機を迎えています。
ササキセルムでは、まさに大ピンチ!!のこの状況を改善するため、
自社オリジナルブランド Hōve (ホーヴ) を立ち上げ、これらの魅力あふれる生地を作成、
多くのブランドにご紹介し、少しづつでも、また服以外でも使って頂ける様アプローチを続けて
いきます。おかげさまで23SSのデビュ―コレクションは、思いがけず多くの方々から
「本当はこういう生地を使いたい」 とのお声を頂きました。
もともと大量生産には向きません。少しずつ、ゆっくりと丁寧に出来上がってゆく生地です。
本当に欲しいものを必要量のみ生産し、大切に長く使っていく、これが何よりのサスティナブルです。
魅力あふれる生地とそのすばらしい技術を未来につなぐために、
技術継承の取り組みの1歩をご一緒に踏み出しませんか?
ササキセルムは下記展示会に
出展致します。
第2回 サステナブル ファッション EXPO 秋
会期:2022年10月18日(火)~20日(木)
会場:東京ビッグサイト
招待状をご希望の方は下のお問い合わせよりご請求ください。