• サスティナブル

〖何から取り組む?サスティナブル!〗レトロ可愛い生地がもう作れない?!魅惑のジャカート!

作成日:2022.9.6 / 最終更新日:2022.9.5

ご覧いただきありがとうございます。

昨年以上に話題・関心事となっているSDGs, サスティナブル。

「実際、消費者は興味ないからさ、、」と言われていたのに、

今年は各社色々と、着々と、動き始めています。

そこでササキセルムが来秋冬に向けて考えている 

〖お勧めのサスティナブル〗の第2弾をお話したいと思います。

テーマは  失われつつある技術を残したい!つなぎたい!! です。

サスティナブル素材2 レトロ可愛い生地の生産背景を残したい!尾州のジャカートや特殊ニット

どこかレトロで可愛い、映え満点! 一目惚れするようなこれらの素敵な生地、

もう生産できなくなってしまうかもしれない、、、という事実をご存じですか?

第2弾の今回は 尾州のジャカートや特殊ニットの現状 についてです。

サスティナブルポイントはこの4つです。

    ●失われつつある高度ですばらしい技術の継承

●必要なものをを必要なだけ作る

   ●他では出せない特別な表情や存在感

●メードインジャパン

太い糸や凝った意匠糸などを使用したジャカートや、以前このブログでもご紹介したバルファス

などの希少な編機を使用したニットは、まもなく生産不可能になる危機に瀕しています。

技術者の高齢化、機械も老朽化、機械に至ってはその機械の生産がないため、エンジニアはおろか

不具合でも交換の部品すらない、動かなくなったら終わり、という状況です。

織や編の機械だけでなく、それに付随する様々な準備の工程、例えばジャカートの柄を出すための

紋紙(もんがみ)を作る技術者や機械も失われており、準備の段階でも継続の危機を迎えています。

年季の入った織機で作っています
部品がない!
柄の命、パンチカード作成もピンチ!

   

ササキセルムでは、まさに大ピンチ!!のこの状況を改善するため、

自社オリジナルブランド  Hōve (ホーヴ) を立ち上げ、これらの魅力あふれる生地を作成、

多くのブランドにご紹介し、少しづつでも、また服以外でも使って頂ける様アプローチを続けて

いきます。おかげさまで23SSのデビュ―コレクションは、思いがけず多くの方々から

 「本当はこういう生地を使いたい」 とのお声を頂きました。

もともと大量生産には向きません。少しずつ、ゆっくりと丁寧に出来上がってゆく生地です。

本当に欲しいものを必要量のみ生産し、大切に長く使っていく、これが何よりのサスティナブルです。

魅力あふれる生地とそのすばらしい技術を未来につなぐために、

技術継承の取り組みの1歩をご一緒に踏み出しませんか?

ササキセルムは下記展示会に

出展致します。

第2回 サステナブル ファッション EXPO 秋
会期:2022年10月18日(火)~20日(木)  

会場:東京ビッグサイト

招待状をご希望の方は下のお問い合わせよりご請求ください。

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