ご覧いただきありがとうございます。
現在私たちは来春夏物商談の佳境を迎えていますが、商談中、昨年以上に話題・関心事となっている
のがSDGs, サスティナブルについての対応です。
「会社からエコ素材を使うように言われてるんだよね」
「〇年後にはリサイクル素材70%以上にするらしいよ・・・」
スポーツ系ブランドからは当然のように、スポーツ系ではないブランドからも、会話の端々に
サスティナブルに関しての話題が出てくるようになりました。
そこで、ササキセルムが来秋冬に向けて考えている 〖お勧めのサスティナブル〗について
4回に渡りご紹介したいと思います。
サスティナブル素材1 カラーミックスが魅力!のリサイクルウール
第1弾は尾州らしく リサイクルウール についてご紹介します。
お勧めするサスティナブルポイントはこの4つ!!
●もともとサスティナブルな天然素材ウール
●そのウールをさらにリサイクル利用
●他には出せない魅力あるカラーミックス感
●メードインジャパン
最近、スーパーやコンビニでお惣菜やお肉が入っている食品トレーを専用に回収し
また食品トレーに再生利用する循環リサイクルの活動をよく見かけます。
これと同じように、ウール製品をまたウール製品として再生利用することが
実はサスティナブルがうたわれるずーっと以前から尾州では行われてきました。
使われなくなった衣類、縫製工場や繊維工場から出る裁断くず、捨て耳などを回収し
色別、素材別に仕分けしたものを反毛機という機械にかけて、再びウールのワタに戻します。
そのワタを紡績し、糸にしたのがリサイクルウール糸です。
色分けした原料を機械にかけワタにしていますから、リサイクルウールのワタはほとんど、
色がついています。例えばブルー系、といっても何色ものブルー系の色のワタがあり、
数々のブルーや紫などの隣となる色、補色(反対色)のワタをミックスし、1色のみのベタ染めには
出すことのできない、絶妙なカラーミックスの糸を作ることができます。
来秋冬もカラーは重要なポイントとなります。
クラシック回帰の傾向ですから、クラシック、ベーシックの中にカラーをどう反映させるか?
そのひとつの方法が、カラーミックス糸を使用した 絶妙な色味のあるベーシック素材 です。
無地には出せない独特の雰囲気、グレード感が出ますよ。
リサイクルウール糸を使い、着心地の良さ、ウオッシャブル等イージーケアを備えたもの、
意匠性をプラスしたものを揃えています。
サスティナブルな取り組みのひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか?
ササキセルムは下記展示会に
出展致します。
第2回 サステナブル ファッション EXPO 秋
会期:2022年10月18日(火)~20日(木)
会場:東京ビッグサイト
招待状をご希望の方は下のお問い合わせよりご請求ください。