• サスティナブル

リサイクルウールについて

作成日:2022.3.1 / 最終更新日:2022.2.28
ササキセルムサスティナブルシンボルマーク
ウール生地1
ウール生地アップ

ご覧頂きありがとうございます。

コロナ禍を経て以前より叫ばれていたサスティナブルは、推奨からいよいよ必然へと

変わってきました。そこで弊社が取り扱っているサスティナブル生地の一つである

リサイクルウールについて今日から3回に渡りお話したいと思います。

1回目の今日は リサイクルウールとは何? と リサイクルウールの原料についてお話します。

リサイクルウールとは?

着なくなったウールの衣類や毛糸のくず、縫製工場などから出る裁断くずなどを機械で処理し

糸になる手前のワタ状態に戻します。そのワタを紡績し再び糸にして新たな毛糸や生地を作ります。

このリサイクル原料で作られるワタのことを 反毛(はんもう)と言い、私たちのいる尾州産地では

エコブームになるずっと以前、明治の頃よりこのリサイクルの仕組みが作られウールのリサイクルを

行ってきました。

リサイクルされたウールでもウールの良さである保温性の高さなどは変わりません。

ウールの製品を大切に使い続ける気持ち、良いものをリーズナブルに提供しようとする

知恵と工夫は、その技術を進化させながら今に受け継がれています。

リサイクルウールの原料となるのは?

リサイクル衣料
リサイクル衣料
裁断くず
裁断くず
捨て耳
捨て耳
捨て耳
捨て耳

リサイクルウール(反毛)の原料になるのは、リサイクルに出された古着、縫製工場から出る裁断くず

の他、生地を作る工場から出る「捨て耳」と呼ばれる生地の端部分なども原料となります。

次回は リサイクルウールの工程①ー反毛を作る を お送りします。

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