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今月よりプレミアムテキスタイルジャパン
2024AW展と、昨年11-12月に開催した
弊社東京店展示会のピックアップ総計を
分析、来秋冬の素材傾向を探っています。
今回のピックアップ集計で特に多かったのは
2つの素材群で、その一つが先週ご紹介した
レトロクラシックツイードです。そして
もう一つが、ボンディング素材です!
ランキング上位から読む!2024-25秋冬素材傾向②
寒くなくても着られるアウター!ボンディング素材
昨秋の暑さは市場を困惑させ、特に重衣料
アイテムは大苦戦を強いられました。
寒さ対策なんてカーディガンで充分!な
寒くない年末までに、どんなアウター
なら消費者に響くのでしょうか?
その答えのひとつとなるべく集計結果に
表れていたのがボンディング加工です。
見た目を裏切るとにかく 軽い!!着心地、
ちょっと今風のモード感のあるシルエット、
モコモコ感のないすっきりした肉感 は
寒くない時もスマートに着られる新しい
ロングシーズンアウターになる!と、すでに
多くのブランドから見本依頼を頂いています。
特許技法で極薄くダウンを挟むハイテク素材
ダウンファブリック の人気ぶりも上記の理由
でしょう。この素材で作られたライトで気軽に
着られるジャケットやブルゾンが、市場で
好結果を出しているのは納得ですよね。
寒くなくても軽く着られる、寒くなったら
本領発揮!!環境変化にもスマートに対応
できるロングシーズンアウター素材が
求められています。
ランキング上位素材から読む!
2024-25秋冬素材傾向 Part2
いかがでしたでしょうか?
先週のレトロツイードは不安定な世情からくる
心情を反映、今回のボンディングは環境変化に
よる新しいアウターの必要性を反映したもの
でしたが、共通する重要キーワードはズバリ
シーズンレス
です。季節感のなさはこの業界にとって寂しく
もありますが、すぐには解決できない大きな
変化に対応していく柔軟さも必要ですね。